和歌山県立近代美術館

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職場体験(総務課のしごと)

職場体験の初日に、担当者が生徒たちに決まって尋ねることがあります。それは「美術館に置いてある作品は、誰のもの?」ということです。学校で使っている机に落書きをしたら叱られますよね。勝手に持って帰るのもいけません。なぜでしょう。「学校のものだから」という答えがまずは返ってきます。では、学校のものって誰のもの?校長先生のもの?校長先生は持って帰っても良いのでしょうか。そんなのおかしいですよね。

当館に職場体験に来る生徒たちの多くは、和歌山市立の中学校に通っています。ではまず市立の意味を考えてみると、和歌山市民の持ち物だということがわかります。保護者の方や地域の方が和歌山市に税金としてお金を出しあって、みなさんが勉強する学校を維持運営しています。もちろんまだ直接税金を払っていない生徒のみなさんも市民であることには変わりありませんから自分自身の学校でもあるのですが、自分「だけ」のものではありませんから、大事にしなければなりません。

同じように、当館は和歌山県立の美術館です。和歌山県には和歌山市も含まれますから、職場体験に来る生徒たちのものでもあるのです。だから「この作品は僕たちのもの」と胸を張って言えるのですよ、と伝えると、美術館や作品が身近に感じられるようになるのでしょうか、ちょっと目から鱗(うろこ)が落ちる様子。

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さて、「県立」の意味がわかったところで、実際の仕事をのぞいてみましょう。「みんなもの」であるというからには、情報も共有できるようにしなければなりません。そのための窓口になっているのが、総務課という部署です。大方の書類は、まず総務課に届きます。ここではまず、届いた書類に日付のスタンプを押して受け取りの確認をします。

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もちろん自分たちで書類を作成することもあります。美術館の中での仕事は、すべて文書にして一定期間保存します。

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出来上がった書類は、職員全員の目を通します。間違いがないように、複数人で何度もチェックするのも大切なこと。

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そして総務課の仕事の中でも特に重要なのはお金を管理すること。美術館でどんなお金が動くのかって?もちろん入館料や図録の売り上げ、駐車場の料金が直接の収入(歳入)です。毎日入ってくるお金をきちんと管理して、銀行に入れることも大切なしごと。

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反対に、払うお金も管理しなければなりません。県の施設であるということは、税金を使うということです。ですから鉛筆1本買うにも、勝手に買えるわけではないのです。ほかにも電気、水道、空調などの光熱費も必要ですね。美術館のお金の情報は、県全体のシステムとつながっていて、間違いがないように管理しています。

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そしてお金といえば、私たち職員のお給料も!出勤簿をチェックして、お休みの日や出張など、勤務状況を管理しています。総務課の仕事は、どんな会社に行っても役に立つ仕事ばかりですね。