和歌山県立近代美術館

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トップページ > 開催中の展覧会 > 産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園

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産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園

産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園
高井貞二《感情の遊離》1932年 油彩、キャンバス

会期: 平成30年4月14日(土)―6月24日(日)

 

産業と美術のあいだで

印刷術が拓いた楽園

 

 

美術の表現は、美術の周辺からしばしば力を得ています。それは、私たちの生活の実用的な需要に応える産業であることも少なくありません。なかでも印刷術は、美術の表現にもっともよく影響を与えた産業技術のひとつと言えるでしょう。

日本は、おもに木版の技術により、古くから印刷文化を誇る国です。高度に洗練された浮世絵や書籍、身の回りの品々までが作られてきました。明治に入って、文字の印刷には活版が、図版の印刷には銅版、木口木版、石版の技術が西欧からもたらされて近代的な印刷産業が発展し、多様な技術による印刷物が発行されていきました。

ひとりひとりの生活のなかにもたらされた印刷物は、新鮮な視覚体験をもたらし、また産業としての印刷の担い手たちのなかにも、実用的な需要に応えるあいだに、印刷技術のなかにある版の創造的な側面に着目する人が現れました。

そして複製を前提とした挿絵などの制作にとどまらず、印刷術を創作の技法に展開させた版画が広く関心を集めました。油彩画などの画面のなかにも印刷物が描かれ、あるいは貼られ、一般的な絵画のイメージとして統一された絵画空間に異質なものを加えることで、作品の印象を変える効果をあげています。

本展では、印刷術という一つの産業が、いかに私たちの美術の表現を豊かな、新鮮なものにしてきたかを印刷資料、版画、絵画などを通してご覧いただきます。現在の技術が、美術に与える新しい美術表現を予期しながら、日常に寄り添い、日常を超えていく創造の持つ力を感じ取っていただければと思います。

 

【会場】和歌山県立近代美術館 2階展示室
【会期】2018年4月14日(土)ー 6月24日(日)
【開館時間】9時30分ー17時(入場は16時30分まで)
【休館日】月曜日(ただし4月30日は開館し、5月1日が休館)
【観覧料】一般510(410)円、大学生300(250)円  ( )内は20名以上の団体料金

*高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料
*第4土曜日(4月28日、5月26日、6月23日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料

 

 



【関連事業】

▶︎フロアレクチャー(学芸員による展示解説)
4月29日(日・祝)、5月5日(土・祝)、5月26日(土)、6月23日(土)
14時から(展示室にて、要観覧券)

▶︎こども美術館部「印・印・刷・刷・物・物・物」(小学生対象の作品鑑賞会)>終了しました

4月28日(土)11時から

(開始時間までに受付にて要参加登録、参加無料、同伴される保護者は要観覧券)

 

【同時開催】

コレクション展 2018−冬春
特集 はじまりの景色

会期:開催中〜4月15日(日)>終了しました
会場:1階展示室

 

コレクション展 2018−春夏
特集 高橋力雄の木版画

会期:4月28日(土)~7月8日(日)>開催中
会場:1階展示室

 

【博物館の展覧会】

きのくに縁起絵巻の世界―開かれる秘密の物語―

会期:開催中〜4月15日(日)>終了しました

 

紀伊徳川家 やきもの新時代

会期:4月12日(土)〜6月3日(日)>開催中


 

 

産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園 画像1
鈴木蕾齋「蝙蝠傘綿フラン子ル卸商 南為太郎 引札」1887年頃 木版、紙 個人蔵

産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園 画像2
若山八十氏『変ないきもの』1961年 謄写版、紙(冊子)

産業と美術のあいだで 印刷術が拓いた楽園 画像3
佐伯祐三《広告のある門》1925年 油彩、キャンバス

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