和歌山県立近代美術館

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館長からのメッセージ一覧

館長のおススメ―5月の一品 木下佳通代《LA '92-CA711》

今月から、連載「館長のおススメ」が始まります。展示中の作品から、毎月1点を、熊田司館長が選んでご紹介します。

美術館に初めて勤務する日は、春の大嵐でした。世にいう春一番とか、そんなに生やさしいものではありません。気象関係者は「爆弾低気圧」というらしいのですが、終日30メートルからの暴風が吹き荒れ、横なぐりの雨も半端ではない本当の大嵐だったのです。ガラス貼りのアカリヨム(水槽)みたいな館長室から、雨滴の束がほとんど水平に、小枝や塵あくたを巻き込みながら飛び去る様を、日がな一日眺めていました。「降り込み」とかいって、たしか雨は引っ越しに縁起が良いの...

ゴールデン・ウィークが終わり、美術館もひととき静寂に包まれているようです。期間中美術館では、レクチャーや鑑賞ワークショップ、バックヤードツアー、ジャズ・ライブなど特別の催しを行い、多くの方々に参加していただきました。活気のある「にぎわい」に包まれる美術館……、それは私たち美術館運営に携わる者にはとても喜ばしい姿に思えます。 しかし、一私人にかえって他の美術館に好きな作品を見に行った時のことを考えてみましょう。...

このたびの台風で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々には心からお見舞いを申し上げます。 今年の夏、和歌山県立近代美術館は例年にない賑わいを見せました。その理由の一つは、大人の観覧料金を夏休みに限って通常の500円から半額の250円に下げたことです。宿題をしに来るお子さんに付いて来たというお父さん、お母さんも沢山いらっしゃいました。1年中250円でご覧いただければ良いのですが。 『なつやすみの美術館「みること」「...

  8月も下旬に入りましたが、あいかわらず暑い日が続いています。 皆様はお元気でお過ごしでしょうか。 和歌山県立近代美術館はおかげさまで例年にない賑わいを見せています。その最大の理由は、夏期の大人の入場料金を通常の500円から半額の250円に引き下げたことです。アンケート調査の結果を見ても、250円ならば安いと大好評です。「宿題をしに近代美術館にくる子どもに付き添って来たが、たいへん楽しかった。」と言って下さるお父さん、お母さ...

暑中お見舞い申し上げます。 梅雨も明けて本格的な夏に入りました。皆様はお元気でお過ごしでしょうか。 東北地方でも猛暑が続いているようですが、被災された方々には、何よりもおからだを大切にと願うばかりです。1日も早く心安らかに暮らせる日が戻ってくるようお祈りしています。 和歌山県でも、先日かなり大きな地震に見舞われたうえ、このたびは台風の直撃を受けました。防災には日ごろから充分お気をつけ下さい。 さて、6月28日(火)に「コレクション展20...

いかにも梅雨と呼ぶにふさわしいジメジメとした天気が続いていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか。 東日本大震災から100日が過ぎました。放射能問題についてはまだまだ予断を許しませんが、全体としては少しずつ復興のきざしが見えてきたように思えます。被災した文化財の救出活動もようやく始まりました。絵画、彫刻をはじめ広く文化財は人間の精神と心の営み、そして地域の記憶と誇りを伝えるものです。被災した地域がこれから復興に向かうなかで、文化財は人...

ゴールデンウィークも終わり、いよいよ新緑がまぶしい季節となりました。 皆様はお元気でお過ごしでしょうか。   東日本大震災で亡くなられた方々には深く哀悼の意を表します。そして、被災され、不安と緊張のなかで長期にわたって不自由な生活を強いられている方々には、1日でも早く心安らかな生活を取り戻せるように願わざるをえません。 このたびの震災では美術館・博物館、寺社、あるいは個人が所蔵する文化財も多数被災しました。絵画、彫刻はもとより...

桜の花も散り、いよいよ新緑がまぶしい季節となりました。皆様はお元気でお過ごしでしょうか。 東日本大震災で亡くなられた方々には深く哀悼の意を表します。そして、被災され、不安と緊張のなかで長期にわたって不自由な生活を強いられている方々には、1日でも早く心安らかな生活を取り戻せるように願わざるをえません。 このたびの震災では美術館・博物館、寺社、あるいは個人が所蔵する文化財も多数被災しました。絵画、彫刻はもとより、広く文化財は人間の精神...

本当に想像を絶する事態となりました。東北・関東大震災で亡くなられた方々に深く哀悼の意を表します。そして被災され、不安と絶望のなかで不自由な生活を送られている方々には、ただただ生き抜いてくださいと申しあげるほかはありません。 このような大災害にあっては、美術館はまったく無力のように感じられます。しかし、これから復興していくなかで、被災された方々に慰めと生きる勇気を与えるのが美術館の務めだと思います。悲嘆に暮れる方々にとって美術館はひとつ...