1.「特集:コレクション/ドネーション」

現在14000点にのぼる当館コレクションのうち、60%を超える8500点以上がご寄贈によるものです。
この展覧会では、個人から寄贈いただいたまとまりのあるコレクションをいくつか紹介し、美術館と個人コレクションの関係に目を向けます。
1)玉井コレクション
2)森コレクション
3)篠田夫妻コレクション
4)ブリッジ
5)田中恒子コレクション
6)ヴォーゲル夫妻コレクションの作家たち
【会期】2014年12月16日(火)〜2015年2月22日(日)
【会場】1階展示室B
◎フロア・レクチャー(学芸員による展示解説)
12月23日(火・祝)、1月4日(日)、2月11日(水・祝)、14時から会場にて
>特集 コレクション/ドネーション 展覧会ページ
2.関連企画 ハーブ&ドロシー映画上映会とアフタートーク

1)映画『ハーブ&ドロシー アートの森の小さな巨人』上映会とアフタートーク
2015年1月11日(日)14時から
和歌山県立図書館 メディア・アートホールにて
先着200名、鑑賞費用500円
主催:和歌山芸術文化支援協会(wacss)
2)映画『ハーブ&ドロシー2 ふたりからの贈りもの』上映会とアフタートーク
2015年1月12日(月・祝)14時から
美術館2階ホールにて
先着120名、要入場券、当日開館時から整理券配布
主催:和歌山芸術文化支援協会(wacss)
協力:和歌山県立近代美術館友の会
映画鑑賞の後、大阪教育大学名誉教授で当館にコレクションを寄贈された田中恒子さんと当館教育普及課長の奥村泰彦がお話します。
3.「コレクション展 2014/15-冬」

今回のコレクション展は、同時期に開催される「『月映(つくはえ)』展 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎--
木版にいのちを刻んだ青春」(2015年1月17日〜3月1日)にあわせた展示とし、「和歌山ゆかりの作家と近代日本の美術」、
「死を想う美術」、そして「抽象のかたち」という3つのコーナーを設けました。
「和歌山ゆかりの作家と近代日本の美術」では、保田龍門、川口軌外、村井正誠、
石垣栄太郎といった本県ゆかりの作家を中心とした近代日本美術の優品のなかに、「月映」
の作家たちが手がけた油彩作品を多く展示しています。
「死を想う美術」では、「月映」の作家たちが影響を受けたムンクの作品をはじめ、
死をめぐるさまざまな美術の表現をご覧いただきます。結核に侵され、命を刻むように制作を続けた田中恭吉、
田中に触発されながら生と死について深く内省した藤森静雄。死や病と、彼らの表現はともにありました。
また「抽象のかたち」は、「月映」において日本で最も早い抽象表現へと進んだ恩地孝四郎にちなんで設けたコーナーです。
戦後から今日にかけて多様な広がりを見せる抽象表現の数々をお楽しみください。
およそ90点を展示しています。
【会 期】2014年12月16日(火)〜2015年2月22日(日)
【会
場】1階展示室A
4.【予告】『月映(つくはえ)』展 田中恭吉・藤森静雄・恩地孝四郎─木版にいのちを刻んだ青春

和歌山市出身の田中恭吉と、その盟友・恩地孝四郎、藤森静雄の三人が独自の表現を世に問うた詩と版画の作品集『月映』
が刊行されて100年を迎えることを記念し、その全貌をふり返ります。
宇都宮美術館(http://u-moa.jp)で開催(〜12月28日)の後、
当館では、2015年1月17日(土)〜3月1日(日)に開催します。どうぞお楽しみに。
6.レストラン&カフェ『ARTE』のご案内です。
レストランARTEでは、『月映(つくはえ)』展とのコラボメニューをご用意致しました。今回は、コラボメニューのセットでチョイスしていただけるドリンクをご紹介いたします。
和歌山特産物である『梅』を使用した 『月映(つくはえ)うめジュレップ』を炭酸水で割り、爽やかなドリンクとなっております。ランチの際に、是非ご賞味くださいませ。
『月映(つくはえ)梅酒』は、ディナータイムにてアルコールメニューとしご提供いたします。寒さが厳しくなってきますが、ARTEにておいしいお食事と梅酒で温まりませんか?
スタッフ一同、皆様のお越しをお待ちしております。
TEL&FAX 073-427-3126
編集部より
コレクション展が始まっています。
今回は、空間を贅沢に使用し、ひとつひとつの作品をじっくりゆっくりと楽しんでいただけるような展示を心がけました。『聖アントワーヌの誘惑』第3集を題材にしたルドンの石版画全24点や、クリスチャン・ボルタンスキーの作品なども久しぶりに出品しています。ぜひ作品に会いに来てください。
さて今号が、今年最後のメルマガになりました。
1年間ご愛読いただき誠にありがとうございました。
美術館は、年末は12月28日(日)まで、年始は1月4日(日)からの開館となります。
どうかよいお年をお迎えください。
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