1.泉茂 ハンサムな絵のつくりかた
  〜担当学芸員が講演会・解説会で詳しくご説明

「泉茂」1980年
畑祥雄『ちょっと他所いきの自画像』より「泉茂」1980年
泉茂《鎮魂歌》1988年
泉茂《鎮魂歌》1988年
戦後の関西で「デモクラート美術家協会」の中心的メンバーとして活動し、 その後ニューヨークやパリでも活躍した画家泉茂(いずみ・しげる 1922-1995)の回顧展を開催中です。

本展覧会では、意識的に自らが定めた制作方法を転換しながら、刺激的な表現を展開していった泉の、油彩画、版画、アクリル画、ドローイングなど、多岐にわたる作品を紹介しています。 それぞれの作品の魅力とともに、いま自身の生き方に向き合っている方にも、これから自身の仕事を始めようとしている方にも、その仕事術をあわせてご覧いただきたい展覧会です。

3月には展覧会を担当した学芸員が、講演会や解説会で詳しくご説明します。

【会期】~3月26日(日)
【会場】2階展示室
【関連事業】
◎学芸員による展示解説
 3月11日(土) 14:00〜 会場にて ※要観覧券
◎講演会「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」
 講師:植野比佐見(当館主任学芸員)
  3月25日(土) 14:00〜 2階ホールにて ※聴講無料

企画展 泉茂 ハンサムな絵のつくりかた 

> http://www.momaw.jp/exhibit/now/post-124.php

2.コレクション展2017-春
  わかやまの名品選/特集展示 群像ー交錯する声

吉田克朗《Work 9》1970年
吉田克朗《Work 9》1970年

当館所蔵作品を中心にご紹介するコレクション展。今回の特集展示は「群像ー交錯する声」です。

人間社会に生きる私たちは、他者との多様な関係性の中で暮らしています。 家庭、学校、会社など、特定のコミュニティに属すこともあれば、不特定多数が行き交う街中などに身を置くこともあるでしょう。 そこでは群像劇ともいうべき様々な人間ドラマが日々展開されています。

今回の展示では、複数の人物をひとつの画面に収めた群像の作品を通じて、時代
とともに変化する人間のあり方をご覧いただきます。

【会期】〜5月7日(日)
【会場】1階展示室
【関連事業】
◎フロアレクチャー(学芸員による展示解説)
 3月20日(月・祝)、4月16日(日)、5月6日(土) 
 14:00〜 会場にて ※要観覧券
◎こども美術館部(小学生対象の鑑賞会)
 4月22 日(土) 14:00〜 会場にて ※当日開始時間までに要受付

コレクション展2017-春 わかやまの名品選
> http://www.momaw.jp/exhibit/now/2017--1.php

コレクション展2017-春 特集展示 群像ー交錯する声
> http://www.momaw.jp/exhibit/now/2017-.php


3.泉茂の展覧会 大阪でも開催中
  〜当館学芸員による出張トークイベントも

「PAINTINGS 1971-93」チラシ
「PAINTINGS 1971-93」チラシ

大阪のギャラリーでも泉茂の展覧会「PAINTINGS 1971-93」が開催されています。 泉の70年代の作品をYoshimi Artsで、80年代以降の作品をthe three Konohanaでご覧いただけます。

当館の泉茂展担当学芸員による出張トークイベントも実施されますので、ぜひご注目ください。

【会期】〜3月26日(日)
【会場】
・Yoshimi Arts
(大阪市江戸堀1-8-24 若狭ビル3階)
 ※毎週火・水曜および3月16日〜20日は休廊
・the three Konohana
(大阪市此花区梅香1-23-23 2階)
 ※毎週月・火・水は休廊
【関連事業】
◎トークイベント「泉茂 ハンサムな絵のつくりかた」
 3月4日(土)15:00〜16:30 the three Konohanaにて
 講師:植野比佐見(当館学芸員)

Yoshimi Arts ホームページ
> http://www.yoshimiarts.com

the three Konohana ホームページ
> http://thethree.net


4.動き出す!絵画 下関市立美術館で開催中

マティス
アンリ・マティス《白と緑のストライプのブラウスを着た読書する女性》1924年 公益財団法人 吉野石膏美術振興財団蔵(山形美術館に寄託)

「動き出す!絵画」展は下関市立美術館が最終会場となります。 マティスなど、ここでしか見られない作品もありますので、この機会に山口を訪れてみてはいかがでしょうか。




【会期】〜3月12日(日)
【会場】下関市立美術館
(山口県下関市長府黒門東町1-1)


※詳細は下記サイトをご覧ください。


下関市立美術館
> http://www.city.shimonoseki.yamaguchi.jp/bijutsu/

5.貸出中の当館コレクション ~あちらこちらで活躍中

当館コレクション(所蔵作品)は、全国各地の美術館で活躍しています。

「動き出す!絵画 ペール北山の夢」展 チラシ
「動き出す!絵画 ペール北山の夢」展 チラシ

◎動き出す!絵画 ペール北山の夢

下関市立美術館  〜3月12日(日)

  • 田中恭吉《南国(紀伊にて)》1912年
  • 田中恭吉《池袋にて》1914年
  • 高須光治《自画像》1915年
  • 木村荘八《水道橋》1918年
  •             ほか資料36点
「没後10年 吉原英雄展」 チラシ
「没後10年 吉原英雄展」 チラシ

◎没後10年 吉原英雄展

中信美術館  〜3月15日(水)

  • 吉原英雄《ひまわり》1956年
  • 吉原英雄《きりきり舞い》1956年
  • 吉原英雄《潜水A》1957年
  •             ほか19点
「日本におけるキュビスム ピカソ・インパクト」展 チラシ
「日本におけるキュビスム ピカソ・インパクト」展 チラシ

◎日本におけるキュビスム ピカソ・インパクト

高知県立美術館  〜3月26日(日)

  • 川口軌外《裸婦群像》1925年
  • 川口軌外《日傘と人》1953年
  • 山田光《作品ー黒釉》1956年

詳細は開催館にお問い合わせください。

 編集部より

先日の特別展をきっかけに、その後も美術館を訪れてくださる方が増えてきたように思います。 2階のブックカフェの本棚も、だんだん充実してきました。ゆっくり美術に親しみ、くつろいでいただける空間になるよう引き続き考えてまいりますので、お楽しみに!

・・・美術館のつぶやきコーナー・・・

・スロヴェニアで活動されている福原隆造さんとグレゴール・カムニカルさん、公演の前日に雄湊小学校の6年生を訪問して教室で踊りながらお話をしました。翌日は美術館に5年生が来館。2人のパフォーマンスに応えて何人かが踊りはじめ、「友愛と摩擦」そのものを生み出す場となりました。次に来日される機会にはまた和歌山でも踊っていただきたいものです。
[奥村泰彦@教育普及]

・今回、当館コレクションに新たに仲間入りした作品も展示しています。 常設展では、いつでも当館の誇る逸品を見ていただけるよう展示する一方で、それ以外の様々な作品も交えて、毎回飽きずに新鮮な気持ちでご覧いただけるよう、工夫しています。
[藤本真名美@わかやまの名品選]

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