美術館にはさまざまな作品が並んでいます。古いもの、新しいもの、細かな描写、大胆な色づかい。子どもたちは、体よりもはるかに大きな作品に驚き、小さな作品をのぞき込み、それぞれの気づきを得ていきます。作品に向きあった時、子どもたちが見せてくれる読みとりの力は、とても柔軟で広がりのあるものです。本物の作品を目にすることは、子どもに限らずすべての人に、驚きと新しい世界を知る手がかりを与えてくれます。
美術館では、もちろん美術について学ぶことができます。そして自分たちが暮らす地域の歴史や文化、さらに自分たちとは違う地域に住む人たちが何を考え、何を生み出してきたのかを知ることもできます。同じ作品を見ても、ひとりひとりが違う感じ方をすると気がつくことは、他者の理解へとつながります。美術を学ぶことができると同時に、美術によって学ぶことができる世界が広がっているのです。
授業にぜひ美術館を取り入れてください。展示の内容や来館できるかたち、美術館にいられる時間、人数などの条件に応じて、具体的な計画作りのお手伝いもいたします。どうぞご相談ください。
教育普及課:073-436-8691(直通)
メールの場合は【お問い合せフォーム】からご連絡ください。
具体的に来館の予定が決まっている場合には、以下についてお知らせください。
- 学校名
- 学年
- 人数
- 担当の先生
- 来館される日時
- 滞在される時間
また、生徒のみなさんが個人で来館される場合には、生徒手帳の提示をお願いしています。来館の際には持参されるよう、お伝えください。
また展示室内では、作品保存の観点から、シャープペンシルやボールペンは使えません。鉛筆の使用をお願いします。
お隣の県立博物館にもあわせてお立ち寄りください。
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美術館利用案内 学校と先生のための(A4両面刷り) (ダウンロード / PDFファイル / 1.84MB)