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秋の中銀カプセルA908イベント

A908 内部から撮影。丸窓から和歌山城が見える

秋の中銀カプセルA908イベント
講演会 黒川未来夫 × 前田達之「黒川紀章のカプセル建築」
中銀カプセル内部公開

和歌山県立近代美術館では秋の特別展「仙境」と「月映」、そして「コレクション名品選」を開催中です。これらの会期中に、中銀カプセルのイベントも開催します。

和歌山県立近代美術館・博物館(1994年竣工)を設計した建築家 黒川紀章による1972年の作品、中銀カプセルタワービル。建築史上、重要なムーブメントであるメタボリズム(新陳代謝)を象徴するものです。2022年に惜しくも解体されましたが、建物を構成していた140個のカプセルのうち、23個が「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」によって救出され、黒川紀章建築都市設計事務所の監修で再生されました。そしてそのうちの一つA908 が、昨夏から当館の入口前に寄託展示されています。

春に実施した「コスプレ声ちゃんのカプセルタワービルデイズ in 和歌山」「中銀カプセルA908公開」などのイベントに続き、今回は黒川紀章氏のご子息である黒川未来夫氏と、寄託者である中銀カプセルタワービル保 存・再生プロジェクトの代表である前田達之氏に登壇いただきます。黒川紀章が1973年に自分の別荘として建設した「カプセルハウスK」の動態保存に取り組んでおられる黒川未来夫氏と、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクトの前田達之氏により、カプセルへの思いが語られます。貴重なこの機会に、ぜひご参加ください。

また、地元や関連企業の協力によるオリジナルグッズも製作され、各種イベントにより「中銀カプセルA908保存プロジェクト」が始動。今後も美術館で永くカプセルを展示できるよう、収蔵を目指して、協力・賛同の呼びかけをスタートしています。今後は本格的な寄付の呼びかけを行います。お問い合わせください。


秋の中銀カプセルA908イベント1 講演会「黒川紀章のカプセル建築」

黒川未来夫氏が動態保存に取り組むカプセルハウス K

登壇者:黒川未来夫(株式会社 MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO)、前田達之(中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト)
日時:2024年11月16日(土)14時ー 16時
会場:和歌山県立近代美術館2Fホール
*定員80名、参加無料、事前予約制 *

黒川未来夫(くろかわ みきお)
1965年東京生まれ。株式会社 MIRAI KUROKAWA DESIGN STUDIO代表取締役。2008ー2016年に株式会社黒川紀章建築都市設計事務所の代表取締役を務める。現在は建築設計及びデザイン等の傍ら、長野県の「カプセルハウスK」の動態保存にも取り組む。
前田達之(まえだ たつゆき)
1967年東京生まれ。中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト代表。建物の保存と再生を目的に、2014年にプロジェクトを結成。見学会の開催やマンスリーカプセルの運営、取材・撮影のサポートを行う。建物解体後は修復した23カプセルの再活用を進めている。

 

秋の中銀カプセルA908イベント2 中銀カプセル内部公開

A908内部

日時:2024年11月17日(日)9時30分ー17時
場所:和歌山県立近代美術館1階入口前
*1組(1ー4人程度)10分ずつ40組、参加無料、事前予約制 *

*内部公開の受付は終了しました


* 事前予約の受付、お問い合わせ
TEL:073-436-8690
FAX:073-436-1337
E-MAIL:press@momaw.jp
・代表の方のお名前・住所(市町までで結構です)
・電話番号またはメールアドレスなど連絡先
・参加希望イベント(講演会・内部公開)
・内部公開の場合はご希望の時間帯(9時30分ー12時・13時ー15時・15時ー17時・何時でも可) をお知らせください。
*10月31日(木)の時点で応募多数の場合は抽選とさせていただきます。
*結果は皆様にお知らせします。

*10月31日(木)までにメールで申込された方には予約確定のメールをお送りしました。万が一届いていない場合はご連絡ください。(11月1日13:10現在)
*「講演会 黒川紀章のカプセル建築」随時予約受付中です。空きがあれば当日も受付します。(11月1日13:10現在)
*「中銀カプセルA908内部公開」予約受付は終了しました。(11月9日10:20現在)

主催:和歌山県立近代美術館
協力:和歌山県立近代美術館友の会、中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト、建築三団体まちづく り協議会(和歌山県建築士会、和歌山県建築士事務所協会、日本建築家協会近畿支部和歌山地域会)、 和歌山県建設技術協会


11 月 16 日(土)、17 日(日)は「関西文化の日」により、開催中の特別展「仙境 南画の聖地、ここにあり」 「月映 つきてるつちにつどいたるもの」の観覧料が無料になります。

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