演題:稗田先生の作品と思い出
講師:滝沢具幸(日本画家、創画会副理事長、飯田市美術博物館館長、武蔵野美術大学名誉教授)
日時:2022年10月16日(日) 午後2時から午後3時30分
会場:和歌山県立近代美術館2階ホール
*聴講無料、13時30分開場で50名程度のご案内となります。
10月16日(日)、上記のとおり「稗田一穗展」の開催を記念した講演会を開催します。
講師の滝沢先生は、稗田に続く世代の画家として長らく活躍されています。1966年、稗田が東京藝術大学の非常勤講師として勤務をはじめた際には同校に在学中で、稗田も所属していた新制作協会日本画部に出品をはじめられています。そして1967年に始まった法隆寺金堂壁画の再現模写事業には、稗田が加わった吉岡堅二班の助手として参加。1974年には山本丘人、髙山辰雄、吉田善彦らを中心に稗田も加わって結成された「遊星会」の一員となり、さらに同年稗田も中心メンバーのひとりとして立ち上げられた「創画会」にも参加され、記念すべき第1回創画展で創画会賞を受賞されました。
今回の講演会では、50年以上にわたる親交を元に、稗田の作品と人物についてお話しいただきます。