トップページ >イベント >【延期開催決定】対談:中島智×妻木良三

【延期開催決定】対談:中島智×妻木良三

「なつやすみの美術館12 妻木良三「はじまりの風景」」関連事業として芸術人類学者・中島智さんと出品作家の妻木良三さんによる対談を行います。

中島智さんは、世界中さまざまな地域の人々の営みについて、フィールドワークを重ねてこられました。人間が造形する根源的な欲求を地域横断的に観察する視点は、美術という枠組みを大きく広げる必要と可能性を示すものです。

今回の展覧会では、出品作家の妻木良三さんが収集・採集された自然物も多数展示しています。日々、妻木さん自身が触れる多様な造形と、そこから生み出される独特な世界が一体となる展覧会を通じて、お二人から幅広い美術のあり方についてお話しを伺う機会としたいと思います。

 

日時:2022年9月3日(土)15時から(14時30分開場)
*2階ホールにて、参加無料
7月18日に予定しておりましたが、上記日程に延期して開催いたします。

 


中島智(なかしま さとし)
1963年生まれ。岡山県倉敷市出身。コートジボワール北部のセヌフォ族、沖縄・先島諸島、中国雲南省ナシ族自治区、スペイン・アンダルシア地方などをフィールドワーク。武蔵野美術大学芸術文化学科非常勤講師。主著に『文化のなかの野性 芸術人類学講義』現代思潮社(2000年)など。


妻木良三(つまき りょうぞう)
1974年生まれ。和歌山県湯浅町出身。武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。1998年より鉛筆による絵画を描き始める。東京での活動の後、2008年に和歌山県湯浅町に帰郷、自坊の本勝寺で僧職を務めながら研鑽を重ねる。主な個展に2011年「ZONE」(Onomachi α、和歌山)、2013年「幻標」(梅香堂、大 阪)、2017年「渚にて」(KUGURU、山形)、2020年「穴に絵をならべる」(みなべ町海岸、和歌山)。また2006年「VOCA展 2006」(東京都美術館)、2007年「線の迷宮II—鉛筆と黒鉛の旋律」(目黒区美術館)等に参加。1999年武蔵野美術大学卒業制作展三雲祥之助賞、2016年度和歌山県文化表彰文化奨励賞を受賞。

 

ツイートボタン
いいねボタン