

2023年「トランスボーダー 和歌山とアメリカを めぐる移民と美術」展示風景
全米日系人博物館との共催によるシンポジウム「トランスボーダー:和歌山からカリフォルニアへ」を開催します。このトランスナショナルなシンポジウムでは、太平洋をまたぐ移民と日系の歴史の保存について、日米の研究者らが発表します。本シンポジウムは「JANMとMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して」「和歌山における日系移民史の保存と継承」「太平洋を越える移民と文化的つながり」の3部構成です。 この催しは、英語と日本語同時通訳でオンライン配信いたします。
なお本事業は文化庁「令和6年度 文化庁 Innovate MUSEUM事業」の補助を受けて実施するものです。
*全米日系人博物館内 ダニエル・K・イノウエ民主主義保存全米センター(デモクラシーセンター)とオンラインでのハイブリッド開催を予定していましたが、ロサンゼルスの状況に鑑み、オンラインでの開催に変更となりました。
開催概要
日時:2025年1月19日(日) 6:00〜10:15頃(日本時間)
主催:和歌山移民研究を軸とした国際交流事業実行委員会(和歌山県立近代美術館内)
日英同時通訳つき 無料、Zoom開催のため要予約(全米日系人博物館ウェブサイトより申し込み)*紫色の「オンライン」ボタンからお進みください。
登壇者/ Speakers
| Session 1. JANM とMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して | 
|  クリステン・ハヤシ  奥村一郎 | 
|  青木加苗 | 
| Session 2. 和歌山における日系移民史の保存と継承 | 
|  東 悦子  樋口日菜 | 
|  山下奈津子  櫻井敬人 | 
| Session 3. 太平洋を越える移民と文化的つながり | 
|  エミリー・アンダーソン  アンドリュー・ウェイ・レオング | 
プログラム(予定)
*日本時間
| 6:00 | ごあいさつ アン・バロウズ(全米日系人博物館館長兼CEO) | 
| シンポジウムの概要について クリステン・ハヤシ | |
| 6:10 | Session 1. JANM とMOMAW:国境を越えた研究の深化を目指して | 
| クリステン・ハヤシ「和歌山からカリフォルニアへ:JANM コレクションをたどって」 | |
| 奥村一郎「近代美術の収集から 移民史研究へのひろがり」 | |
| 青木加苗「カリフォルニアから和歌山へ:美術を通じて移民史を見ること」 | |
| コメント/ディスカッション | |
| 7:15 | Session 2. 和歌山における日系移民史の保存と継承 モデレーター:青木加苗 | 
| 東 悦子「移民と和歌山:紀州経済史文化史研究所の取り組み」 | |
| 樋口日菜「和歌山市民図書館 移民資料室について」 | |
| 山下奈津子「和歌山市立博物館所蔵のヘンリー杉本コレクション:「キャンプシーン」を伝える絵画」 | |
| 櫻井敬人「海を越える太地」 | |
| コメント/ディスカッション | |
| 8:30 | 休憩 | 
| 9:00 | Session 3. 太平洋を越える移民と文化的つながり モデレーター:クリステン・ハヤシ | 
| エミリ・アンダーソン「一世の魂をめぐる精神的闘争:初期リトルトーキョーにおける路傍伝道」 | |
| アンドリュー・ウェイ・レオング「一世体験の光(ハイ)と影(ロウ):永原宵村の羅府小説に見る芸術と階級意識」 | |
| コメント/ディスカッション | |
| 10:00 | 閉会のごあいさつ 三木昌子(全米日系人博物館渉外担当ディレクター) | 
| 10:15 | 終了予定 | 
*休憩時間等、進行状況によりずれることがあります。
 
								