会期：2025年09月27日（土）～2026年01月08日（木）
大阪・関西万博が開催される2025年、当館では「MOMAWコレクション」と題して1階展示室、2階展示室でコレクション展を拡大して開催しています。MOMAWとは和歌山県立近代美術館の英語名The Museum of Modern Art, Wakayama の頭文字を取ったものです。
特別展「生誕120年 村井正誠展」と同時に始まるこの「名品選」では、当館の幅広い収蔵品および受託品から、村井正誠と同様に、芸術の都・パリに憧れ、フランスで学んだ画家たちに注目しながら、大正期から昭和期（1910年代から1960年頃）までの油彩画を展示します。また、改修のため休館中の田辺市立美術館のご協力により、中村彝、佐伯祐三の優品を特別展示します。
作家や作品ごとに異なる表情を見せる油絵の「マチエール」と呼ばれる筆遣いや質感をお楽しみください。
【出品作家】
中村彝、保田龍門、山下新太郎、萬鐵五郎、国吉康雄、清水登之、浜地清松、東郷青児、野長瀬晩花、黒田重太郎、ロジェ・ビッシェール、川口軌外、佐伯祐三、三岸好太郎、鳥海青児、松本竣介、岡鹿之助、森芳雄、難波田龍起
中村彝《帽子を被る少女》1912年油彩、キャンバス 田辺市立美術館蔵（脇村義太郎コレクション）
佐伯祐三《レ・ジュ・ド・ノエル》1925年油彩、キャンバス 和歌山県立近代美術館蔵
佐伯祐三《リュクサンブール公園》1927年油彩、キャンバス 田辺市立美術館蔵（脇村義太郎コレクション）
佐伯祐三《扉》1928年油彩、キャンバス 田辺市立美術館蔵（脇村義太郎コレクション）
佐伯祐三《ポスターとローソク立て》1925年頃油彩、キャンバス 和歌山県立近代美術館蔵
展覧会情報
| 会場 | 和歌山県立近代美術館 1階展示室 |
|---|---|
| 会期 | 2025年09月27日（土）～2026年01月08日（木） |
| 開館時間 | 9時30分〜17時（入場は16時30分まで） |
| 休館日 | 月曜日（祝休日の10月13日、11月3日、11月24日は開館、翌火曜日に休館します） 12月29日（月）〜 2026年1月3日（土）は年末年始休館 |
| 観覧料 | 一般400（300）円、大学生250（200）円 （ ）内は20名以上の団体料金 ＊「MOMAWコレクション」のみ観覧の場合 ＊同時期に開催の特別展「生誕120年 村井正誠展 色のやどり・形のうぶすな」展チケットで観覧可能 ＊高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料 ＊第4土曜日（9月27日、10月25日、12月27日）は「紀陽文化財団の日」として大学生無料 ＊第1日曜日（10月5日、12月7日、 2026年1月4日）は無料。ただし11月は「和歌山県ふるさと誕生日」の11月22日（土）を無料とし、11月2日は有料 ＊11月15日（土）、16日（日）は「関西文化の日」として無料 |
| 主催 | 和歌山県立近代美術館 |
同時開催
生誕120年 村井正誠 色のやどり・形のうぶすな［9月27日（土）〜11月30日（日）］
MOMAWコレクション 現代の美術［第4期：9月12日（金）〜10月19日（日）／第5期：11月1日（土）〜2026年1月25日（日）］
第79回和歌山県美術展覧会（県展）［12月10日（水）～12月14日（日）、12月17日（水）～12月21日（日）］
第11回和歌山県ジュニア美術展覧会（ジュニア県展）［12月24日（水）～12月28日（日）］
タグ：関西文化の日, 和歌山県立近代美術館, 佐伯祐三, 和歌山県ふるさと誕生日
