疎密考

会期:2021年04月24日(土)~2021年05月30日(日)

疎密考 木村太陽《+ - People》1997年 磁石、紙粘土 当館蔵

 

2020年、新型コロナウイルスの感染拡大により、全世界で人々の暮らしが一変しました。感染防止のために、いたるところで「密」を避け、社会的距離を保つこと(Social Distancing)が叫ばれ、普段から私たちは他人との距離や、自らの置かれた空間を否応なしに意識させられています。

隔てなく人と触れあい、集まって活動し、どこでも自由に行き来できた日々がいまでは大きく変化し、多くの場面で制約あるいは自粛が求められるようになりました。気兼ねなく「密」になれた日常は既に懐かしいものとなり、「新しい生活様式」に順応せざるを得ないいま、私たちの周りの空間ではさまざまな試行錯誤が繰り広げられています。

これまで古今東西の作家も、空間というテーマに対峙し、多様な視点からアプローチしてきました。その中でも「疎密」は重要な意味を持ち、作品の性質を決定づける要素のひとつでもあるといえるでしょう。本展覧会では、人のいる風景やだれもいない風景に表れた疎密、余白あるいは 集積といった形で表現された疎密などを作品を通じて紹介し、空間における人やものの距離とそれらの関係について見つめ直します。

展覧会情報

会場 和歌山県立近代美術館 2階展示室
会期 2021年04月24日(土)~2021年05月30日(日)
開館時間 9時30分〜17時[入場は16時30分まで]
休館日 月曜日[ただし、5月3日(月)は開館し、5月6日(木)休館]
観覧料 一般520(410)円、大学生300(260)円( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
*毎月第4土曜日(4月24日、5月22日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料
*毎月第1日曜日(5月2日)は全館無料
主催 和歌山県立近代美術館

関連事業

*関連事業については、新型コロナウイルスの感染状況によって、中止や延期となる場合があります。ご来館の際は、ウェブサイトにて最新情報をご確認ください。

 

解説付きコンサート「クラシック音楽と疎密」

協力:和歌山県立近代美術館友の会

出演:西尾恵子氏(神戸市室内管弦楽団首席ヴァイオリン奏者)
解説:岩野裕一氏(音楽ジャーナリスト/実業之日本社 代表取締役社長)

5月5日(水・祝) 14:00〜14:45
場所:和歌山県立近代美術館 屋外アプローチプラザ(正面入口前)
※雨天の場合は2階ホールにて(入場制限あり)
申込不要・入場無料

プログラム(予定)

  • イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ第5番より 第1楽章
  • バルトーク 無伴奏ヴァイオリンソナタより 第4楽章
  • バッハ 無伴奏パルティータ第2番

西尾恵子氏(左)、岩野裕一氏(右)

 

フロアレクチャー

4月29日(木・祝)、5月29日(土)
各日14:00〜15:00
申込不要・要観覧券(参加者多数の場合は入場制限を行います)

 

こども美術館部

5月1日(土)、5月2日(日)
各日11:00〜12:00
要申込み 詳しくは「こども美術館部」のページをご覧ください。

同時開催

常設展「コレクション展2021-春」 2021年4月24日(土)~7月4日(日)

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