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なつやすみの美術館4 生きている!

会期:2014年07月12日(土)~2014年09月23日(火)

なつやすみの美術館4 生きている! 山野 千里《ヒラメサーファー》2008年 / 陶 / 4.0×9.0×4.5cm

夏休みを利用して、美術館で作品の見方を学ぶ展覧会「なつやすみの美術館」の4回目です。今年は、いろいろな作品の中に、「生きている」ことがどのように表現されているか、さがしていきます。

動物園や水族館では、いろいろな生きものを見ることができますが、美術館には生きているものはいません。けれども作品を見ていると、確かに生きているという印象を受けることがあります。生きているとは、どういうことなのでしょう。一言で言うのは難しいですが、だからこそ多くの作品が様々な形で生きていることを主題としています。この展覧会では4つの視点から、作品の中に表現された「生きている」について考えます。

まず最初に、生きている人間の生活を主題にした作品があります。それが端的に表現されているのは、食事を取り上げた作品でしょう。あるいは日常生活の一場面を切り取った作品を通して、暮らしの中に表現された生きていることを探します。

次に、いろいろな生物を通して、生きることを表現した作品があります。動物や植物を描き、その形の中に命を表わした作品を見ていきます。

生きていると、いろいろな困難に直面することになります。三つめのコーナーでは、生老病死をはじめとする問題に出会ったときの、人間の態度や感情の表現に注目します。

最後に、生きているように感じられる形と色の表現、そしてそれ自体が生きていると感じさせる作品を見てみます。

それぞれの見方で、作品の中に「生きている!」ものを見つけ、「生きている」ことについて考える展覧会です。

【ワークシート】

和歌山美術館教育研究会に参加する教員や和歌山大学の学生が、美術館と一緒に作成した展覧会鑑賞ワークシートを会場で配布します。小学校低学年・高学年、中学校、高校の4種ありますので、ご自由にお使いください。詳しくはこちら

展覧会情報

会期 2014年07月12日(土)~2014年09月23日(火)
開館時間 9時30分−17時(入場は16時30分まで)
休館日 月曜日(ただし7月21日、9月15日は開館し、7月22日、9月16日が休館)
観覧料 一般510(410)円、大学生300(250)円( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料

7月23日(水)から8月29日(金)は「夏の節電アクションプラン」により、平日の入場料金が半額となります。
一般250(200)円、大学生150(120)円( )内は20名以上の団体料金

関連事業

展覧会の会期中にはレクチャーなどを開催いたします。どうぞご参加ください。

ダンス・ワークショップ

7月27日(日)12:30-15:30 2階ホールにて

国際的に活躍するダンスカンパニー「マドモアゼル・シネマ」のスタッフを招いて、「生きている!」を身体で表現するダンスのワークショップを開催します。
小学校高学年以上どなたでもご参加いただけます、20名以内、参加お申込みは近代美術館まで。

NPO和歌山芸術文化支援協会(wacss)と共催。

フロア・レクチャー(学芸員による展示解説)

7月21日(月・祝)、9月6日(土)、9月23日(火・祝)14時〜開催、展示室にて

こどもギャラリートーク(子どもを対象としたトーク/大人のみ、親子での参加も可)

8月3日(日)、9日(土)、17日(日)、23日(土)14時〜開催、展示室にて

たまごせんせいと「わくわくアートツアー」(和歌山大学の学生による鑑賞ガイド)

和歌山大学の学生が、鑑賞をサポートします。一緒に展示を楽しみましょう。

8月12日(火)〜15日(金)、20日(水)〜22日(金)
各日11時〜、13時30分〜、15時〜の3回開催、展示室にて

同時開催

6月3日(火)–9月4日(木)

コレクション展 2014ー夏 特集展示 生誕120年 大亦観風

9月13日(土)–12月7日(日)

コレクション展 2014–秋 特集展示 没後50年 野長瀬晩花

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