会期:2020年07月11日(土)~2020年08月30日(日)
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来館のみなさまには感染拡大防止のため検温や咳エチケットなどへのご理解、ご協力をお願いいたします。
MOMAW Summer Museum Project #10:
A Lot of Other Days Loaded in Today
田中秀介さんのお話をうかがいながら展示を紹介しています。>YouTubeチャンネルへ
展示の様子を動画で紹介しています。>YouTubeチャンネルへ
新型コロナウイルスの流行をおさえるため、学校が休校になったせいで、今年の夏休みは短くなってしまいました。
休みでない夏も、美術館では展覧会をお楽しみいただけます。
10回目をむかえる「なつやすみの美術館」では和歌山出身の新鋭画家・田中秀介さんをゲストに、毎日の暮らしの中で目にする光景から生み出される作品を紹介します。
なにかおかしなできごとが起こっているように見える田中さんの作品ですが、描かれているのは普段から普通に目にしているものごとです。一体、田中さんは何を見ているのでしょう。そしてわたしたちは普段、何を見ているのでしょう。ものが見えているとは何を見ていることになるのでしょうか。ものの見方の距離感によって、もののとらえ方が変わってくるのではないかという田中さんの仮説にしたがって、美術館の所蔵作品とともに、日常を見ている視覚の中にわけいります。
また9月10日から10月25日まで、田中さんの作品を御坊市のぎゃらりーなかがわで紹介する予定です。
展覧会情報
会期 | 2020年07月11日(土)~2020年08月30日(日) |
---|---|
開館時間 | 9:30―17:00(入館は16:30まで) |
休館日 | 月曜日(8月10日は開館し、11日に休館) |
観覧料 | 一般520(410)円、大学生300(260)円 ( )内は20名以上の団体料金 *高校生以下、65歳以上、障害者の方、県内に在学中の外国人留学生は無料 *第4土曜日(7月25日、8月22日)は「紀陽文化財団の日」として大学生無料 |
関連事業
▶︎ワークショップ「思い出を重ねて、誰も知らない思い出を描こう!」
講師:田中秀介氏
日時:8月8日(土)13:00から15:00までを予定
内容:おもいでの写真を持参いただいて、題材として描いていきます。
申込:6月22日(月)から7月17日(金)まで
和歌山県文化振興財団『アート・ワークショップ』係 073-436-1331まで
主催:和歌山県/一般財団法人和歌山文化振興財団(wacaf)
企画運営協力:特定非営利活動法人和歌山芸術文化支援協会(wacss)
▶︎アーティスト・トーク、フロアレクチャー(学芸員による展示解説)などのイベントは、新型コロナウイルス感染拡大の状況により、開催、ないしインターネットでの配信を計画します。
同時開催
2020(令和2)年6月30日(火)―9月6日(日)
博物館の展覧会
・企画展「紀伊田辺の画家 真砂幽泉」>終了しました
6月13日(土)―7月12日(日)
・夏休み企画展「生誕200年記念 稲むらの火 濱口梧陵」>開催中
7月18日(土) ―8月23日(日)
・企画展「喜多村進と徳川頼貞―南葵音楽文庫をめぐるひとびと―」
8月29日(土) ―10月4日(日)
【あまたのプログラム】
この展覧会では、美術館の内外で展覧会を楽しむためのプログラムを4つ準備しています。展覧会を見るとき、見たあと、見ていない人でも、自由に参加していただけます。
展覧会を見るときに
ワークシート:
毎年、和歌山美術館教育研究会で作成している展覧会を楽しむためのワークシートです。今年は、本展出品作家の田中秀介さんにもご参加いただきました。会場入り口でも配布しています。ダウンロードもしていただけるように準備中です。
展覧会を見たあとで
あなたはどこ? ここはだれ?:
展示室の外にあるスペースに、作品と自分との距離感を示す場所を設けています。作品のシールを貼って、自分の感覚を記してみましょう。
あまたの今日ひしめくPOST:
展示鑑賞後の感想をあるテーマに沿って残すための「ポスト」です。なつやすみの美術館展では毎年、行っています。今年のテーマは、一番「ちかい/とおい」作品です。ポストの横に掲示しているので、他の人の意見も見てみましょう。
展覧会を見なくても
もより石:
田中秀介さんのように、日常をいつもよりちょっとだけ意識して過ごしてみるためのプログラムです。モチーフとなるのは「石」。展覧会を見に来られなくても、参加することができます。詳細はこちらから。>「もより石」特設ページへ
ダウンロード/File Download
なつやすみの美術館10_出品目録 (ダウンロード / PDFファイル / 962.32KB)