
会期:2025年04月12日(土)~2026年04月05日(日)
松谷武判《WORK-63-9》1963年 ビニール接着剤・油彩・水彩、キャンバス 当館蔵
当館は、1963年に和歌山城内で開館した和歌山県立美術館を前身として、1970年11月に、国公立としては日本で5番目の近代美術館として和歌山県民文化会館の1階に開館しました。1994年には黒川紀章の設計による現在の建物へ移転し、展示と保存環境を拡充させたミュージアムとしての活動を続けています。
「MOMAWコレクション」は、和歌山県ゆかりの美術家を軸にした当館の特色あるコレクションを通して、19世紀末から今日までの日本と海外の美術をご覧いただく展覧会です。2階展示室では、「現代の美術」をテーマとします。
「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」が、4月13日(日)に開幕します。大阪で開催されるのは、1970年に吹田市で開催された「日本万国博覧会」(大阪万博)以来、55年ぶり2回目となります。和歌山県立近代美術館が開館したのは、この「人類の進歩と調和」をテーマとした前回の万博と同年の11月のことでした。
当館は前身の和歌山県立美術館を引き継ぎつつ、和歌山県から関西、さらに海外へも視点を広げ、同時代の美術も紹介するなかで作品収集を進めてきました。1994年に現在の建物へ移転する際には、特に戦後のアメリカ美術を中心にした海外の現代美術コレクションも充実したものとなりました。
1970年以降、55年にわたる当館の歩みのなかで、「現代」という時代とともに培われてきた多様なコレクションを、何度かの展示替えをしながら1年を通じてお楽しみいただきます。






展覧会情報
会場 | 和歌山県立近代美術館 2階展示室C |
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会期 | 2025年04月12日(土)~2026年04月05日(日) |
開館時間 | 9時30分〜17時(入場は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝休日の場合は開館、翌平日休館) *6月3日(火)〜 6月5日(木)は展示替えのため休室 *7月以降も展示替えのため休室あり。詳細は当館ウェブサイト等でお知らせします。 |
観覧料 | 一般400(300)円、大学生250(200)円 ()内は20名以上の団体料金 *本展のみ観覧の場合 *「MOMAWコレクション 和歌山ゆかりの作家と近代の美術」展及び「佐藤春夫の美術愛」展 チケットで観覧可能 *高校生以下、65 歳以上、障害者の方は無料 *毎月第4土曜日は「紀陽文化財団の日」として大学生無料 *毎月第1日曜日は無料観覧日(一部、除外月あり) |
主催 | 和歌山県立近代美術館 |
同時開催
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MOMAWコレクション 現代の美術 第1期 出品目録 (ダウンロード / PDFファイル / 232.36KB)
タグ:和歌山県立近代美術館, momaw, 万博
