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コミュニケーションの部屋

会期:2021年08月15日(日)~2021年10月10日(日)

コミュニケーションの部屋 展覧会チラシ

今回の展覧会は、「コミュニケーション」がテーマです。近年ではメールやSNS、オンラインミーティングといった、デジタルベースのコミュニケーションが活発になっていますが、本来コミュニケーションとは、なんらかの情報を伝え、「共有」することを指します。つまり道具のいらない一番シンプルな方法は、ひとところに集まり会って話すこと、「いま・ここ」を共有することです。
「いま・ここ」を共有するという意味では、美術館の展覧会は、まさにコミュニケーションのための場だと言えます。そうは言っても「あまりおしゃべりしてはいけない雰囲気なのに、なぜ?」「ひとりで来ているけれど、なぜ?」と思われるかもしれません。しかし作品とじっくり向き合い、作者の考え方を追体験することは、わたしたち一人ひとりと作品とのコミュニケーションのかたちです。さらには互いに知らない者同士でも、各自の見方や意見がさまざまに重なったり、ズレていることに気づいたりすることで、作品という存在を介してコミュニケーションをすることができます。作られた時代も地域も違う作品が集う場所を共有する――そこにはもはや時間や空間の制限はありません。まさに展覧会はコミュニケーションのための特別な空間です。
では展覧会という場では、どのようなコミュニケーションが生まれているのでしょうか。展覧会に並ぶ作品の作者、 展覧会を見る人、そして展覧会を作る美術館の立場も含めたさまざまなコミュニケーションのかたちを、まさに「コミュニケーションの部屋」である展覧会において、考えてみたいと思います。

特別出品

本展はコレクションを中心とした企画展ですが、奈良県障害者芸術祭「HAPPY SPOT NARA 2011‒2012」を契機に、前川紘士氏と那須大輔氏が行った協働制作のアーカイブ展示を行います。

前川紘士[まえかわ こうじ]

1980年生まれ。2007年京都市立芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。複数の個人的関心に基づく異なるアプローチで、様々な表現や実践、研究を行う。近年の主な活動に、「ユニバーサル・ミュージアムーーさわる! “触” の大博覧会」国立民族学博物館/大阪(2021)、「アーティスト・イン・レジデンス」DRAWinternational/ケリュ、フランス(2021)、「ファンダメンタルズ バザール」日本科学未来館/東京(2021)、「釜ヶ崎の表現と世間をめぐる研究会」NPO 法人こえとことばとこころの部屋(通称:cocoroom)/大阪(2019‒ )など。

前川紘士《風景に同期する》2011年 映像 個人蔵 (那須大輔との協働制作「D50の時間」2011‒2021 の一部)

 

展覧会情報

会場 和歌山県立近代美術館 2階展示室
会期 2021年08月15日(日)~2021年10月10日(日)
開館時間 9時30分〜17時[入場は16時30分まで]
休館日 月曜日[ただし、9月20日は開館し、翌21日休館]
観覧料 一般:520[410]円 大学生:300[260]円 [ ]内は 20 名以上の団体料金
* 高校生以下、65 歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料
* 8月28日、9月25日[毎月第4土曜日]は「紀陽文化財団の日」として、大学生無料
* 9月5日、10月3日[毎月第1日曜日]は入館無料
主催 和歌山県立近代美術館

関連事業

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、内容の変更、事業の中止を行う場合があります。変更があった場合は、美術館のウェブサイトでお知らせします。

▶フロアレクチャー(学芸員による展示解説)*以下の両日とも中止します
日時:9月11日(土)、10月10日(日) 両日とも14:00から1時間程度
*展示室にて、観覧券が必要です。

▶こども美術館部(小学生対象の作品鑑賞会)
テーマ「こみにゅこみゅにけーしょん」
日時:10月2日(土)、3日(日) 両日とも11:00から1時間程度
*定員6人程度、小学生対象
*「こども美術館部のページ」より事前に参加申込みが必要[申込開始:9月14日(火)9:30〜]
*展示室に同伴される保護者は観覧券が必要です。

だれでも美術館部(みんなでお話しをしながら作品を楽しむ観賞会)
日時:9月26日(日)、10月2日(土) 両日とも14:00から1時間程度
*定員6人程度
*当館ウェブサイトより事前に参加申込みが必要[申込開始:9月7日(火)9:30〜]
*10月2日(土)には手話通訳のサポートがあります。障害の有無にかかわらず、ご参加いただけます。

アーティスト・トーク & ワークショップ
出品作家の前川紘士さんをお招きして、アーティスト・トークとワークショップを開催します。(1日のみの参加も可能)
主催:NPO法人和歌山芸術文化支援協会
協力:和歌山県立近代美術館
助成:令和3年度和歌山県文化振興事業補助事業

アーティスト・トーク(申込不要)*日程が変更となりました
障害のある方と協働した創作活動や、人々の「居場所づくり」と美術活動の関係について、前川紘士さんの視点からお話しいただきます。
日時:9月18日(土)から10月9日(土)に変更
時間:14:00〜16:00
場所:和歌山県立近代美術館ホール
参加費:無料
定員:50人程度、当日先着順
変更後の詳細はこちらからご確認ください

ワークショップ「ものまね関係」(小学生以上対象・要事前申込・先着順)*日程が変更となりました
「まねる」ことをキーワードに、いろいろな方法で遊びながら、創作活動を行います。
日時:9月19日(日)から10月10日(日)に変更
時間:13:00〜15:30
場所:和歌山県立近代美術館ホール
対象:小学生以上
定員:15人程度
参加費:500 円
*NPO法人和歌山芸術文化支援協会のメール(office@wacss.org)か電話(073-454-5858)へ申込んでください。[申込開始:8月10日(火)]
*2021年9月20日(月・祝)〜10月10日(日)の期間で、館内にてワークショップの成果展示を行います。
変更後の詳細はこちらからご確認ください

▶WAKAYAMA COFFEE MARKET  Communication over Coffee!
和歌山県内のコーヒー店の焙煎士が、同じ産地の豆をそれぞれに焙煎して、その違いを楽しんでいただくイベントです。詳細が決まり次第、当館ウェブサイトに掲載します。
カフェBring Book Store のインスタグラム等でも、随時情報を発信します。
日時:10月2日(土)、3日(日)
場所:和歌山県立近代美術館入口附近[屋外]

 

同時開催

コレクション展 2021 – 夏
7月17日(土)〜9月26日(日)
神中糸子や川口軌外、保田龍門ら和歌山ゆかりの芸術家たちの作品にマーク・ロスコら現代の美術を交えて近代以降の美術の流れを紹介します。

なつやすみの美術館 11 野田裕示「集まる庭」
7月17日(土)〜9月26日(日)
御坊市出身の野田裕示さんの作品を、これまでに野田さんが関わってきた作家の作品とともに紹介し、現代の美術の展開を野田さんの制作の歩みとともに振り返ります。

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