会期:2022年10月08日(土)~2022年12月25日(日)
和歌山県はインド経済を牽引するマハラシュトラ州と、2013年に覚書を締結し、交流をスタートしました。 広範な分野における相互の交流拡大を目的に、着実に友好関係を深め、来年には覚書締結10周年を迎えます。本年はまた、日印国交樹立70周年の記念すべき年でもあり、この機会を捉え、記念事業として、ミティラー美術館のコレクションを紹介する展覧会を開催いたします。
新潟県十日町市の山中にあるミティラー美術館は、1970年代を中心に活動した前衛音楽グループ「タージ・マハル旅行団」のメンバーである長谷川時夫氏が設置・運営する私設美術館です。1982年に開館した同館は、ミティラー地方で 3000年にわたって母から娘へと伝承されてきた壁画「ミティラー画」、先住民族であるワルリー族が描く「ワルリー画」、ゴンド族に伝わる「ゴンド画」のほか、テラコッタなど多数の作品を収蔵しています。また、同館はインドからアーティストを招聘した滞在制作を積極的に続けており、 そこで生まれた新しいフォークアートも注目すべき作品群です。これら多彩なコレクションの質と量は世界に類がないものとして、インド政府をはじめ国内外から高く評価されています。
本展覧会ではミティラー美術館の協力を得て、同館のコレクションから約50点を紹介します。コスモロジーあふれるインド美術の魅力に触れていただくことで、和歌山県とインドの友好を深める機会としたいと思います。
ミティラー美術館コレクション展
ミティラー美術館(新潟県十日町市)
展覧会情報
会場 | 和歌山県立近代美術館 1階展示室B |
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会期 | 2022年10月08日(土)~2022年12月25日(日) |
開館時間 | 9時30分‒17時(入場は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、10月10日は開館し、翌11日休館) |
観覧料 | 一般 350(270)円、大学生 240(180)円 ( )内は20名以上の団体料金 *同時開催の「コレクション展 2022- 秋冬 特集:田中恒子コレクション」と共通料金でご覧いただけます *高校生以下、65歳以上、障害者、県内に在学中の外国人留学生は無料 *10月22日、11月26日、12月24日(毎月第4土曜日 ) は「紀陽文化財団の日」として大学生無料 *11月19日(土)、11月20日(日)は「関西文化の日」により入場無料 *11月22日(火)は「和歌山県ふるさと誕生日」により入場無料 *12月4日(日)は入場無料 |
主催 | 和歌山県、和歌山県立近代美術館 |
特別協力 | 在大阪・神戸インド総領事館 |
協力 | エアインディア |
関連事業
新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、内容の変更、事業の中止を行う場合があります。 変更があった場合は、美術館のウェブサイトでお知らせします。
▶ミティラー美術館館長によるフロアレクチャー
日時 :10月9日(日)13時 ‒ 1階展示室Bにて *要観覧券
講師:長谷川時夫(ミティラー美術館館長)
▶長谷川時夫トーク&ライブ「タージ・マハル旅行団からミティラー美術館へ」
日時 :11月5日(土)15時30分 ‒18時30分(15時開場)予定 2階ホールにて *参加無料
トーク: 川崎弘二(電子音楽研究)、長谷川時夫
ライブ: Stone Music(長谷川時夫、金子ユキ、堺啓介、むんな、Endurance、Tatsuro Murakami、TOMC、大野馨、櫻井秀武、西村仁美、藤原るか、前谷康太郎)
*展示室は17時にて閉室。カフェ「BRING BOOK STORE」は、21時まで営業予定。
同時開催
特別展 稗田一穗展 9月10日(土)〜11月6日(日)
コレクション展2022–秋冬 特集:田中恒子コレクション 10月8日(土)〜12月25日(日)
企画展 ニッポンの油絵 11月12日(土)〜12月25日(日)