なつやすみの美術館16 もしも“美術”がなかったら

会期:2026年07月11日(土)~2026年09月27日(日)

なつやすみの美術館16 もしも“美術”がなかったら 大西伸明《totan》2014(平成26)
Photo:豊浦英明

もしも“美術”がなかったら——
 たとえば、絵や彫刻などがないということ?
 たとえば、“美術”という科目が学校からなくなるということ?
 たとえば、みんなで“美術”を楽しむ美術館が存在しないということ?

こどもも大人も一緒に楽しめる「なつやすみの美術館」は、さまざまな視点から美術との新たな関わりを結んでいただく機会として、2011年より継続して開催しています。16回目の今回は「もしも“美術”がなかったら」という問いをきっかけに、私たちにとっての美術と美術館の関係について、みなさんと考えてみたいと思います。
美術館は、その名の通り、“美術”の館です。私たちが美術を見て、楽しんで、そして学ぶために作られた、身近だけれども特別な場所です。美術館に集められている作品のなかには、額に入った絵画や台座に載った彫刻だけでなく、バラエティ豊かな形式のものがありますが、この「館」に展示されることで、私たちはそれらを美術作品として捉えるところから出発します。
しかし一度立ち止まってみると、美術作品も、ひとつのモノ。色やかたちがあり、美しかったり、あるいは堂々としていたりもしますが、そういったものは美術作品以外にもたくさんあります。では、私たちが“美術”と呼ぶものの正体は、一体なんでしょうか。もしも“美術”がなかったら、きっとその存在がなくなってしまう“美術”の館で、“美術作品”を通して考えることはできるでしょうか。みなさんの答えを探しに来てください。学校の先生たちと一緒に作っているワークシートも準備して、なつやすみの“美術”館でお待ちしています。

展覧会情報

会場 和歌山県立近代美術館 2階展示室
会期 2026年07月11日(土)~2026年09月27日(日)
開館時間 9時30分〜17時(入場は16時30分まで)
休館日 月曜日(祝休日の7月20日、9月21日は開館)、7月21日(火)、9月24日(木)
観覧料 一般600(480)円、大学生330(290)円
*( )内は20名以上の団体料金
*高校生以下、65歳以上の方、障害者手帳をお持ちの方は無料
*7月25日、8月22日、9月26日(毎月第4土曜日)は、「紀陽文化財団の日」として大学生無料
*8月2日、9月6日(毎月第1日曜日)は無料観覧日
*同時期に開催の「下村観山展」チケットで本展観覧可能
*本展観覧料で、MOMAWコレクション「絵画と彫刻」「版画と美術散歩」も観覧可能
主催 和歌山県立近代美術館

関連事業

▶ギャラリートーク(担当学芸員がお話しします)
日 時:7月19日(日)、8月23日(日)、9月12日(土) 各日14時〜 1時間程度
場 所:展示室にて *申し込みは不要ですが、観覧券が必要です。

▶たまごせんせいとわくわくアートツアー(和歌山大学美術館部による鑑賞ガイド)
日 時:8月12日(水)〜16日(日) 各日11時〜、13時30分〜、15時〜 45分〜1時間程度
場 所:展示室にて *申し込みは不要ですが、観覧券が必要です。

こども美術館部(小学生を対象とした作品鑑賞会)
テーマ:ここはキンダイカン?
日 時:9月5日(土)、6日(日) 11時から1時間程度 
場 所:展示室にて *両日同内容
人 数:各日先着6人程度 *要参加申し込み 8月22日(土)9時30分からこちらで受け付けいたします。(時間までつながりません。)


学校教員とともにつくるワークシート

なつやすみの美術館展では2013年より、展覧会鑑賞ワークシートを配布しています。作成しているのは美術館が主催する「和歌山美術館教育研究会」に集まる、学校教員や美術館教育に関心を持つ有志たちです。4月からおよそ3か月かけて、展覧会の内容を理解しながら、多様な年齢に対して学びを促すワークシートのかたちを目指して準備することで、展覧会と学校教育の有機的なつながり、さらに地域社会との接点を生み出しています。近隣の学校では夏季休暇中の宿題として活用されていますが、どなたでも会場で手に取って使っていただけます。

配布の開始は7月17日頃を予定しています。(展覧会開会当初は配布していませんのでご注意ください。)

過去のワークシート

研究会で作品を鑑賞する参加者たち

同時開催

下村観山展
 5月30日(土)〜 7月20日(月・祝)

▶MOMAWコレクション「絵画と彫刻」「版画と美術散歩」
 1期:8月4日(火)〜9月6日(日)
 2期:9月12日(土)〜10月18日(日)

いいねボタン
ポストボタン